歯並びや噛み合わせを特殊な装置を使って回復し、より美しく機能的なお口にします。
歯並びを綺麗にしたいと来院。
叢生(でこぼこの歯並び)の状態これでは虫歯や歯周病になりやすい。
矯正装置を装着(クリアブラケット)
約2年の治療が終わりホワイトニングも行い機能的な美しい笑顔に・・
<矯正治療を含めた審美治療の流れ>
40代後半の男性。お口の中を全体的に綺麗にしっかりした治療を受けたいと来院。不適合な詰め物、かぶせ物が多数存在する。
個々の歯の問題(ムシ歯・歯周病・メンテナンス)について問診、視診レントゲン検査などを行う。また、咬み合わせの状態なども模型をとって詳しく診査していく。そしてなぜ悪くなったのかを探り、病気の原因究明・予防手段を検討していく。咬み合わせや歯並びの問題は、治療予後に大きな問題がでたり、今後のメンテナンスに問題が生じることがある。
不適切な治療と歯列不正のために審美障害、2時的なムシ歯や歯周病が進行していると判断。患者さんに対して、矯正治療を含めた全体的な治療をカウンセリング。その際、治療方法・治療期間・治療費についても詳しく説明を行う。
患者さんとの相談の結果、矯正治療をふくめて審美的にも満足した治療を選択していただき、本格的な治療がスタート。
矯正治療を開始する前にご自身でのケアーの確立、ムシ歯治療、歯周病治療などを徹底的に行う。その際仮歯を使用することによって、審美的にも機能的にもある程度問題がないようにしている。
矯正専門医による診査・診断後、専門医が1ヶ月に1回程度の割合で治療していく。今回は動的治療期間は2年間とした。
約2年後、動的矯正治療が終了。取り外し式の保定装置装着し、後戻を防止する。最初は常に装着するが、徐々に装着時間を減らしていく。
矯正治療後に再度、詳しい検査を行ない当初の診断通りの計画で問題ないかを再検討する。歯並びは良くなったが、今回、数カ所に歯軋りなどによって歯が削られ、しっかりとした機能が果たせない部分に対してかぶせ物やラミネートベニアを用いることになった。
保定期間を利用して、天然の歯をより白く明るい歯に改善。
保定期間終了後、最終的なかぶせ物を模倣した仮歯(プラスチック製)を装着。機能面、審美面に問題がないかを最終チェックする。患者さんに満足していただける、オーダーメイドであるためには大変重要な工程。
歯の形を特殊な材料を使って型をとり、顎の位置を正確に再現した模型を作る。その際、その歯の色も調べ、残存する歯に調和するようにする。
型どり前の状態(健康な歯肉でないと正確なものは作れない)
お口の中全体と、部分的な歯の状態の2通りの型をとる
先ほどとった型から模型を作り、それらをもとに歯科技工士が歯にぴったり合った、周囲の歯と歯肉に調和した人工の歯を間接法で作成。
歯の色の見本を参考に周囲の歯と調和した色調を再現させる。
すべてのかぶせ物や詰め物をオールセラミックにて製作。
より自然観のある、周囲歯肉に調和するかぶせ物には最も適した材質。
出来上がったかぶせ物をお口の中で微調整した後、歯科用セメントで歯に装着。
約3ヶ月に一度は定期検診に来ていただき、お口の中の衛生・健康状態・治療した歯の状態・咬み合わせの確認を行う。また、プロフェッショナルクリーニングにてムシ歯、歯周病の予防をしていく。これは長期的にお口の健康を守るためには重要かつ不可欠なものです。
<治療後の患者さんからのコメント>
長年、前歯の咬み合わせが悪く気にしていましたが、今回思い切って矯正を行い、その後詰め物も直しました。矯正には3年近くかかりましたが、月1回通う程度でそれほど負担にはなりませんでした。また、矯正後の詰め物の治療も先生と相談しながら進めていき、仕上がりも綺麗で自然な歯となりました。ブラッシングもし易くなり、歯がとても健康になったという感じがします。本当に良かったと思います。
矯正治療によって自信を取り戻し、新しい人生を楽しむことができるでしょう!
安心して治療を受けられます。お気軽にご相談ください。